ドルが主要通貨バスケットに対して上昇する中、ロンドン・メタルズ・エクスチェンジでの在庫増加に対する懸念が高まるなか、銅価格は月曜日に下落しました。
ロンドン・メタルズ・エクスチェンジの銅スタンダード先物は1.3%下落し、1トン8500ドルになり、4週間ぶりの高値8640ドルからは遠ざかりました。
ドルの上昇により、ドル建ての金属先物は他の通貨を保有する者にとってコストがかかるようになりました。
ロンドン・メタルズ・エクスチェンジの銅在庫は金曜日に174,900トンに増加し、7月の水準からほぼ225%増加しました。
それ以外では、中国は11月の工場活動に関するデータを発表し、需要についての疑念を抱かせる混合のデータとなりました。また、通商およびインフレに関するデータが今後発表されます。
技術的には、銅は8,445ドルで200日移動平均線に立っており、8,640ドルで抵抗を示しています。
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銅はパナマでの供給の混乱から一部のサポートを見つけており、First Quantum社がその鉱山の運営を停止したことにより、世界供給の1%を占めています。
ニッケル価格は最近の15,840ドルの2021年3月以来の安値からの積極的なショートカバリングで上昇しました。
アルミニウムはトン当たり2,193ドルで0.7%下落し、亜鉛は2,474ドルで1.4%下落し、鉛は2,130ドルで0.5%上昇し、錫は23,880ドルで0.5%上昇しました。
ドル指数は16:36 GMT時点で0.5%上昇し、103.7になり、セッションの高値は103.8、安値は103.06です。
3月の銅先物は16:30 GMT時点で1ポンドあたり3.83ドルで2.4%下落しました。