新アプリ「Wero」がPostbank利用者に提供開始

WeroアプリがPostbank利用者に登場。ヨーロッパ全域での簡単送金や小売決済など、革新的な機能を提供します。

Weroアプリとは?

Postbankの利用者は、2024年11月25日(月)から、Weroアプリを自身の銀行口座と連携できるようになります。この新しいデジタル決済アプリは、ヨーロッパ内の参加銀行間で簡単に口座間送金を行える画期的なサービスを提供します。Weroは初めて利用する方でも簡単に使えるよう設計されています。

ヨーロッパ決済イニシアティブが後押し

Weroアプリは、ヨーロッパ決済イニシアティブ(EPI)の一環として、ドイツでスタンドアロンアプリとして発表されました。今後、Weroウォレットを利用した小規模小売店での決済、オンライン決済、サブスクリプションの管理など、機能を順次拡大していく予定です。また、大手小売店でのPOS(ポイント・オブ・セールス)決済や「後払い」サービス、ロイヤルティプログラムの統合、共同支出の管理といった付加価値サービスも計画されています。

デジタル化戦略の重要な一歩

ドイツ銀行の個人銀行部門責任者であるドミニク・ヘネン氏は、次のように述べています。「Weroは単なる決済アプリではありません。ヨーロッパ全体の決済を統一するための重要なステップであり、欧州主権に向けた大きな一歩です。」また、Weroは銀行サービスと製品のデジタル化戦略において、個人顧客および小売業を行う法人顧客の双方にとって革新的なソリューションを提供するとしています。

Weroアプリの未来

現在、Postbankの利用者はWeroを自身の銀行口座とリンクさせ、アプリを通じて行った支払いがPostbank口座から直接引き落とされる仕組みを利用できます。また、2024年にはドイツ銀行の顧客にも提供予定であり、最終的にはPostbankおよびドイツ銀行の公式アプリへの統合が計画されています。今後の展開が非常に楽しみです。

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