Investaのクラウドファンディングが成功
イギリスのストックオプション取引アプリの新興企業である「Investa」は、初のクラウドファンディングキャンペーンで70万ポンド (約1億1千万円) を調達したことを発表しました。今回のキャンペーンに先立ち、シリアルアントレプレナー、トレーダー、金融市場リーダー、ヘッジファンドCEOグループから100万ポンド (約1億6千万円) を超える資金が調達されており、今回の調達額を合わせると総額は180万ポンド (約2億7千万円) となりました。
Investaのクラウドファンディング、目標額達成 & 資金超過
Investaのクラウドファンディングは、開始後わずか2時間で目標額を達成し、2週間も経たずに目標額の2倍以上となる資金調達に成功しました。投資枠が埋まったため、当初の予定よりも6日早く終了となり、500人以上の投資家が参加しました。
オプション取引を身近に
Investaは、シチバンク出身のオプションブローカーと、イギリスのネオブロ「Freetrade」の共同創設者兼最高技術責任者であったイアン・フラー氏によって設立されました。同社は、イギリス初のゼロ手数料の「上場オプション取引」アプリを開発し、モバイルトレーダーに提供することを目指しています。Investaは、株式とオプション取引の両方へのアクセスを容易にすることで、投資の機会を均等にすることを目指しています。
調達資金でさらなる飛躍へ
今回の投資ラウンドは、Investaの開発スピードを維持し、アプリのローンチに向けたマーケティング活動を拡大させるための資金となります。Investaのウェブサイト (investa.co.uk) には現在、ウェイティングリストへの登録フォームが用意されています。ウェブサイトによると、InvestaはFCA規制下のブローカー「Richdale Brokers & Financial Services Ltd.」の認可代理店として機能する予定です。
共同創設者兼CEOのアレック・ビーズリー氏は次のようにコメントしています。
「イギリスの投資家のうち、オプション取引をしたことがあるのはわずか2%であるのに対し、アメリカでは20%に達しています。このギャップを埋めることは大きなチャンスです。Investaはオプション市場をより身近なものにすることを目指しており、今回のクラウドファンディングキャンペーンの大きな関心は、私たちが提供するものを求める投資家が確実に存在することを証明しています。」
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