コモディティ投資、eToroとWisdomTreeが提携

eToroとWisdomTreeのコラボレーション

eToroとWisdomTreeは、コモディティ投資に関するパートナーシップを発表しました。これは、eToroのユーザーに、市場の状況に応じてダイナミックに変化する、多様化したコモディティ投資を提供することを目的としています。具体的には、WisdomTree-Comm Smart Portfolioというポートフォリオをローンチします。

WisdomTree-Comm Smart Portfolioの特徴

WisdomTree-Comm Smart Portfolioは、80%をWisdomTree Enhanced Commodities UCITS ETFで構成されます。このETFは、農業、エネルギー、貴金属、工業用金属など、幅広いコモディティに投資します。

残りの20%は、毎月リバランスされ、4つのシングル・コモディティ ETPで構成されます。厳選された13種類のコモディティの中から、農業セクターを除き、モメンタム、ロール・イールド、低ボラティリティの3つの要素に基づいて、最も高いスコアを持つETPが選択されます。

投資家のメリット

eToroの最高投資責任者であるGil Shapira氏は、「コモディティは、インフレや金利の上昇の影響を受けにくいため、投資ポートフォリオの多様化とレジリエンスを提供できます。」と述べています。

WisdomTreeのデジタル・ディストリビューション責任者であるAdrià Beso氏は、「WisdomTreeは、コモディティETFおよびETPのヨーロッパにおけるリーディング・カンパニーとして、2004年以来、投資家がコモディティ市場にアクセスするための専門知識と製品を提供してきました。」と述べています。

eToroのSmart Portfolioについて

eToroのSmart Portfolioは、さまざまな市場テーマに長期的なエクスポージャーを提供します。最低投資額は500米ドルからで、すべての投資家がポートフォリオのパフォーマンスを追跡するためのツールやチャートにアクセスできます。また、eToroのソーシャルフィードを通じて、セクターの最新動向を確認できます。