サクソバンクの月間取引量が2024年6月にさらに4%減少

サクソバンクの取引量は2024年6月にさらに4%減少し、781億ドルの低水準に。主要株主と市場の動向についても詳しく解説。

サクソバンクの取引量は、2024年6月にさらに減少しました。コペンハーゲンに拠点を置くリテールFXおよびCFDブローカーであるサクソバンクは、6月の総取引量が3716億ドルとなり、前月比で4%減少しました。この減少は、5月の20%減少に続くものです。

株式取引は月次で変動がなく、2420億ドルでしたが、サクソバンクのコアとなるFX取引量は、再び数年ぶりの低水準に落ち込み、6月には781億ドルとなりました。

2024年上半期のサクソバンクの月平均取引量は、3920億ドルで、2023年の3990億ドルから2%減少しました。

先週、当社は独占的に報じたように、サクソバンクは2024年下半期の開始に際して、ブラジル、カナダ、中国、キプロス、エジプト、インド、インドネシア、ニュージーランド、南アフリカ、台湾、トルコなどの特定の国での顧客の新規受け入れを停止する決定を機関投資家に通知しました。この動きが今後の取引量に影響を与えるかどうか、今後数ヶ月で見ていくことになります。

また、今年上半期にはサクソバンクが投資銀行家を雇い、会社の売却の可能性を探るための取り組みも報じられました。サクソバンクの主要株主は、中国のコングロマリットであるジーリーグループ(電気自動車で知られています)が49.88%、CEOのキム・フルナイスが彼のフルナイスホールディング会社を通じて28.09%、フィンランドの会社マンダタムが19.83%を保有しています。

 
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